農場

前回更新が3年前ってマジ!?確かに1年ぐらいは書いていないような気はしていたがこんなに時が経っているとは思わなかった。

先日なぜか07の、しかも男女合同の会合があったので参加してきた。史上まれに見る不仲学年(ちなみにその不仲具合を上回る学年があり、それを06という)として知られる我々にも珍しいことがあるものだ。とは言っても別に不仲だと思ったことはなく、どちからというと無関心が渦巻いているというか、腹の探りあいのような4年間だった。

参加者はhys、tんs、じぇt(マジ?)、kwsk、tksk、kssk、mtb、tkd、ysd糞、おkmr、kbys(kbfmではない)、hsn、いskw、うrn、fjm、kmym。こういうとき高い順に書いてしまうというのは悲しい性である。長らくブログを書いていなかったのでローマ字入力表記がこれでよかったのか怪しいが何となく掴んでいただけただろうか。kwskとhsnは子供連れであった。この歳になると結婚して子供がいても何もおかしくないらしいのだが、やはりグリークラ ブは世間と断絶しているのだろうか。それにしても怪人バッタ男に育てられる子の行く末を案じないわけにはいかない。最近はよく分からない謎ネットメディアの記事をツイッターに垂れ流しているようなので当面は監視が必要である。本サークルの世代の近いOBOGにはパナウェーブ研究所的な新興宗教により離婚に追い込まれたカップルがいるらしいのでこれ以上スピリチュアル方面の被害を出してはならず、我々にはその責任がある。

1次会は想定通り腹の探りあいのまま終了し、女性陣は解散となった。30代女性は色々と急がなければならないようだが精々頑張ってほしい。その後は男だけでフラミンゴ(皆さんは知らないかもしれませんが新歓や選曲会議で使われる喫茶店だそうです)で一服し、はなの舞の上にある塚田農場に行った。塚田農場に行ったわりには誰も本日不参加だったtkd(tkdじゃないほう)の話題を出さなかった。hsyやおでん、mえdなど生死不明となっている男については議題になるが、女のほうはそもそもどんな人がいたのか徐々に忘れ始めているのではないだろうか。無関心のツケが回ってきているが、特に困ることはないので問題ない。

農場での飲みは、ysd糞の攻勢があったものの今回は最初からtんkがいなかったため大事故は起きずに済み、ksskの首も皮一枚繋がった。とは言え、相変わらず公務員vs"民間"の醜い罵り合いが発生したため、公務員代表としてksskはメインで叩かれ続けた。ロウキでブラック労働にさらされ(何という皮肉!)、クソ田舎に飛ばされ続け鬱病一歩手前になっているtkdは許されたようである。一斉を風靡したバトルサイボーグの面影はもはやない。皆さんも彼に会ったら優しくしてあげてほしい。

次の会合が葬式とならないことを祈るばかりであるが、やはり男女混合である必要性はなかったように思える。合意の上で定期演奏会を混声とした学年はコミュニティ作りと男女円満の極意について本を書き指南書として部室に保存しておくべきである。

スカイハイ

知らないうちにこんなに時間が経ってしまった。年イチ更新すらもできないのかと思うと身体の衰えと人生に対する感受性の衰えが顕著だなという感じがする。テレビもアニメも見ず、野球にすら興味を失いつつある始末で、合唱もしないとなればいよいよ世間に対する受け入れがほとんどなくなり孤立無援となるのも時間の問題かもしれない。せめてインターネットぐらいには落ち着いた居を構えたいのだけどツイッターも以前に比べると全然やらなくなったといっていいレベルなので本当にこれからどうすればいいのか分からない。

全く本ブログを更新する気がなかったわけではなく、管理画面にはいくつか下書きという名のゴミが散らばっている(それも半年おきぐらいなのだけど)。読み返してみるとどれも↑と似たような書き出しで始まっているのでここ何年か心境としては全然変わっていないらしくむしろこれはこれで精神が安定していると言えないこともないのかもしれない。

年明けぐらいに書いたと思われる下書きがあったのでここに供養する。

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年イチ更新すら厳しい感じになってしまった。

ノ アの練習のあとにysd糞、hys、kssk、そしてひぐちカッターことhgcの5人で酒を飲んだ。krsw(黒くない方)はスタジ オノアのやる気の無さに嫌気がさしたか歌の下手さに嫌気がさしたか、明ナントカ大学の関係者で構成されるナントカキップとかいう歌唱集団の練習に行くとか何とかでこっちには来なかった。酒の場で何を話したかはよく覚えていないものの相変わらずいつもと似たような話(tんkを叩くとか)に終始した。

そのtんkとも年明けに飲んだのだが、誰が来たか忘れてしまった。tんk、ysd糞、kwsk、kbfm、kssk、tkskだったはずだけどあと一人いたような気がするしいなかった気もする。たかだか4ヶ月前の話だというのに何にも覚えていない。これでも大学卒業後まったく顔を合わせていない人間が思いつくだけでもじぇt、hsy、おでん、mtb、おkmr、mえdと結構いる。mtbについては僕がhysとkrswの風評被害を受けている関係で今後もマトモに人間関係を構築できるような気がしない。他の人々は生死不明である。

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ここからはグリークラ ブ関係者と酒を飲みに行ったという情報と、その席も身も蓋もない内容だったということが読み取れる。07男と酒を飲むとだいたい「我々は仲が悪いのでは」という話がどこかで登場するのだが、集団というものはこれで普通である。上の世代を見ていたおかげでハードルが上がってしまって、仲良しアピールができないと即仲が悪いみたいな変な基準ができあがっているように思われる。これについては日本の義務教育が「誰とでも仲良くしましょう」みたいなことを言っているのも問題で、いじめとかそういうのもその辺りに原因があるに違いない。でも06男は仲悪かったと思う。

ここまでで1200文字ぐらいしか書けていない。今までの感覚で一回更新するならそれなりの文量が必要だという思いがブログ更新への足枷になっていたような気がするが、僕はもうレポートや論文を提出する学生ではないし(ちなみに今はゼミに入らなかったことをクソほど後悔している)、プロの文筆家でもないのだからこんなしょうもないことは気にしなければよかった。

自分でいうのもアレだけど僕は以前からわりかし完璧主義的なところがあって品質に対する検査基準が高かったのだけど、最近は人生がどうでもよくなってきてそれも薄れてきたので大変よい傾向ではないかと思っている。この間の結婚式二次会で歌うやつも「もうここから何とかするの厳しいから60点狙いでいこう」と提案していたうえ結局60点すら届かなかったような感じだけどあれはゴミが演奏を妨害したからで

そう、あのゴミは本当に何なんだ。人の結婚式にいくと本当に世の中には色々な人がいるんだなあと悪い意味で感心してしまう。教養がないというか民度が低いというかそういうの関係なしに本能レベルで関係の構築を拒否してしまうようなヒューマン型の何かを大量に目撃するたびに上記の人間グループの形成の話になっていくのである。グ リークラブは僕基準で許せるレベルの人が大半を占めていたにも関わらず結局kssk軍団とかそういうアレをアレしてしまう(語彙の限界)ので人付き合いというのは本当に難しい。

ということで今後は語彙と知性が若干崩れたタイトル保留(仮称)をお楽しみいただくことになりますのでご期待ください。次回はたぶん2018年頃の更新になると思うけど品質の保障をすると東京オリンピックが終わったぐらいになるので許してほしい(はてなダイアリーが先になくなりそう)。

うどん

krsw(黒くない方)の結婚式に駆り出された。本当におめでとうございます。これまで出た結婚式はやれ何か喋れだとかやれ何か作れだとか言われていて純粋にゲストとして楽しんだことがない。せっかくちゃんとした食事(ああいうのは本質ではないが金を払っている以上おいしくいただかないともったいない)が出てくるのだからちゃんと胃腸が機能する状態で楽しみたいものだと思う。

グ リークラブ同士の結婚とは言っても親戚がいたりそれぞれの会社関係者がいたりで参加者は意外と多岐にわたる。当然といえば当然なのだけどこれを不思議だなと感じてしまうあたりは合唱団員の視野というか世界の狭さを思い知らされる。二次会なんかは特にあの空間の中でグリークラ ブで固まっていると現役のときの夕食会とかそういうのに参加していて、ここには関係者しかいないような気分になるが、ヤ ト運輸のウェイウェイした歓声がそれを打ち破るときに「あ、ここは社会だったのか」とようやく我を取り戻すのである。自分たちに庭から出れないグリ ークラブもそうだが、ヤマ 運輸も運輸で一体何なんだという感じもした。結婚式二次会なんて全部氏んでしまえばいい。

ウェイの瘴気にやられ散々な気分になった僕はこうしてひとしきり社会に腹を立てたあと、tksk、kssk、ysd糞、kbfmと酒を飲んで帰ったのであった。その日何があったのかは全て忘れ、その場にいないtんkを叩くだけ叩いて楽しく飲んだ。喋ることがほとんど変わっていない(少し大人になったような感じはする)。tんkとも卒業以来なのでたまには会ってあげてもいいかなと思ったものである。

あと07女は控え目に言ってもブスなのだなと思った。後輩女子も昔の方がいいな、と思うようなのもいるにはいるが一般的に26歳ぐらいまでの間は女性は美しくなるものである。ゆえに、大学のうちでも青田買いは成立する。現役各位においては今のうちに人を見る目を養って、将来の値上がりに勝負をかけるのも悪くはないだろう。そもそも男は変化しないので大学でアレできないのであれば大人しく諦めた方がいい。ツタが枯れる頃にどうたらという話はつまりそういうことなのである。

そういえば車云ミ舌はどうなったのか?と聞かれるがどうもなっていない。そういえば僕は面接というものがとても苦手ということを思い出したしそもそも何がやりたいのか分からなくなってきた。ここ最近は精神が不安定なので一度落ち着こう。

ストラック

僕たち07が社会に放り出されてからもうすぐ丸4年の月日が経とうとしている。おkmrが辞め、tkdが辞め、krsw(黒くない方)が辞め、そしてtんkは太った。他の民間組は今の生活に満足しているのかどうなのか、泥まみれで沼の中を必死に泳いでいる。なぜそこで退職しない?退職できないのか?退職したくないのか?退職する度胸もないのか?

僕もそうであったかもしれない、これまでは。月アタマの忙しい時期さえ抜ければ19時、遅くとも20時には退社でき、残業代も入る。今この一瞬だけを切り取れば「公務員を叩いてる割には一番稼いでいる」という罵りも一部当たっているのかもしれないが、最近の状況を見るとさすがの僕ももう無理という感じになってきた。これ以上何十年もここで働くことはもう考えられない。

いよいよ僕にもその時がやってきたのだろうか。別に公務員様を目指すわけではないし(これだけ公務員組を叩いて自分が公務員になるほどの非常識さは持ちあわせていない)、いきなり退職というわけにもいかないのでちょっとずつ車云シ舌を始めていく。これ以上弊社で働くと感情を完全に抜かれてしまうので急を要しているのは確かだが、変な人対策で家賃が上がっているので不労期間が長いとそれを払えず死んでしまう。弊社の仕事は適当にこなしながら(これができないからもう無理と言っているのであって若干矛盾を感じるが)うまく時間を見つけてやっていくしかないだろう。

この心境の変化はどこから来たのだろうか。一言で言ってしまえば「弊社が嫌いになった」のである。これ以上僕の労働力が弊社に落ちることが許せなくなった。内部事情をあんまり書くのもあれだが、どうせ当ブログはグリークラ ブ関係者にしか読まれていないのでどうでもいい。ご存知の通り弊社は今年の4月に御社と完全統合し新しい弊社として生まれ変わる。合併に際しゴタゴタが生じ忙しくなるのは普通なのではないか、という声が飛んできそうだが実際のところはそう簡単な話ではない。忙しくなるだけなら別に構わないし、だいいち僕の入社当時の方が明らかに忙しかった(現にキャリアハイの残業時間は2011年の9月だか10月に記録しており今日に至るまでそれを超えられていない)。

弊社は創立20年、管理部門においても平均年齢は30歳ほどという自称若い会社だが、高くない業界シェアの中まったりと暮らしている、親会社がアレなので統制に厳しく管理・会計には強い。御社はというと社歴は倍以上で、管理部門ともなると定年間近の平社員がゴロゴロしている、業界の黎明期を駆け抜けてきた上位企業、無論収益力は高く数字を上げるためならば手段は選ばない、といった風潮。この2社が統合して、「弊社のフレッシュさや整備された管理体制、御社の規模や影響力、営業力」を兼ね備えた業界最強企業が誕生する。

…はずだった。だいたいの人は予想出来ていたのだが、管理職がよく使いたがるシナジー()とかいうやつは結局陽の目を見ることなく、少しでも数字を上げたい御社と弊社の統制ルールがせめぎあい、御社で出世できず使い道のなくなった老人が弊社の未来ある若者のポストを奪い始めるという、世にも見事な逆シナジーが生まれてしまった。現在当部署では50を過ぎた弱そうな老人が入社2年目の専門卒女子にキレられながら仕事を教わっている状態である。しかもこれで給料は向こうのほうが圧倒的に高いというのだから僕が窓に向かって飛び込むのも無理はないだろう。

この業界、エライ会社からお小遣いをもらうことで収益を得る手数料ビジネスなので、既得権益や保身といった言葉がキーワードになる。合併に際し「お互いの出自は忘れて」「共に新会社を創る意識で」などといったことが盛んに言われるが、成長著しく従業員にも意欲溢れるベンチャーならともかく、重苦しい閉塞感に包まれた当業界では土台無理な話である。御社は余計な荷物が増えたと思っているだろうし、弊社もこれからは使い捨ての時代が来るのだろうと感じている。

上司は「うだうだ言わんと新しい会社に入ったと思わんか」と言うがその新会社が好きになれないのだからしょうがない。管理体制の強化を標榜する割に人員削減が進み、完全に姥捨て山と化している今の状況では僕ぐらいの年齢の人間が一番損をする。方針が見えない中で、あってないような目標に向かっていいからとにかく走れと鞭を打たれながら「君はこれからの会社を背負う人間だから頑張ってくれ」と言われて一体誰が頑張れるというのだろうか?最初からこうだったならまだ分からなかったが、良くなるべきところで現状維持どころかより悪くなってしまったのは労働意欲と希望を奪うに十分だ。

一方でひとつ上の世代である30〜30代半ばの人間からはもはや諦めの言葉しか聞こえない。今さら転職できない、俺は文句を言いながらここにしがみつく、と。どうも実際今の部署で本気で辞めたいと思っているのは僕だけらしい。40を超えた管理職はポストも保証されだいたい満足しているだろうし、女性はつらくなったら辞めればいい。「未来は見えないけど、まあ仕方がない」という末期症状のような空気に支配された場所にいると、自分の考えまでそれに引きずられてしまう。入社から今まで転職を考えるも自席に座っているとその空気に流されてやっぱりいいか、となることが3回ぐらいあった。現在の安定とリスクを秤にかけた結果だったのだろうが、最近は先行き不安から安定性が揺らいでおり、後ろ髪を引かれるようなことはほとんどなくなった。

この件は僕の意識が高まったのではなく、危機感と焦燥感と後悔によるものだ。高校受験の失敗は大学受験で取り戻せばよく、大学受験の失敗は就活で取り戻せばよかったが、就職の失敗(弊社への就職は別に失敗ではなかったのだが…)を取り戻すチャンスはもう間もなく消える(この記述は根底に上述の先輩と同じような考え方が僕にも流れていることの証なのだろうが、僕はまだその年齢にはないことが幸いであった)。動けるのならば動けるうちに動いておきたいという思いである。

引き取り手が見つからないようなら僕は親指を立てながら潔く新会社の海に沈んでいくことだろう。ポケットの中のくじが当たりなのか外れなのか、それぐらいは確認させてくれてもいいのではないか、と思っている。

1ヶ月経ちました

当ブログ、思いのほかチェックされているということが分かった。合唱団員の執念深さには恐れ入るばかりである。現役の人や未来のグリークラ ブ団員はタイトル保留を読むことがあるだろうか。僕は決して死ね、グリ ークラブ潰れろ、という思いでキーボードを叩いているわけではなく、こういうことがあったので皆さんは気を付けてくださいね、という道案内をしているだけなのである。僕がチケ売の電話を受けなくなって久しいので(僕は基本的に知らない番号からの電話には出ないし、電話によるチケ売は完全に時代に逆行していると言わざるを得ない)、最近はどうなっているのか全く分からない。あの頃からウェイが勢力を広げ始めていたこともあって、ハーモニーと汗と涙に喜びを感じる前向きな合唱大好きマンに埋め尽くされてしまっただろうか。それは一向に構わないのだが、盲目の合唱大好きマンこそが最も合唱を衰退させる力を秘めていることを忘れてはならない。文化とは内部から崩壊するものなのだ。

さて、引越しによって慣れない新居でストレスを溜め、強行軍で実家に帰ったことでストレスを溜め、夏休みの終わりの足音を聞きながらストレスを溜めた結果ツイッターで散々わめき散らした僕であるが、約1ヶ月ぶりに顔を出したスタ ジオノアはそんな糞みたいな愚痴を気にも留めず、いつも通りの感じで迎えてくれたのであった。やはり持つべきものは友である(というかどう考えても気に留めてるし本当に申し訳ないという感じだ)。


初心忘るべからずと言うが、このブログは何で始まったのか、ということを考えてみると最初の頃のことは全然思い出せない。ネットに日記のような何かを書くことはずっと昔からやっているのでそれの延長であるはずだし、記事を遡ってみれば中高ぐらいのノリの糞みたいな記事がわんさか出てくる。しかしいつの間に合唱というかグリーク ラブを叩くだけのブログになってしまったのだろうか。最近の僕の思い悩みはここにあって、白い入力フォームに向かってみても他に何か書くことがない。叩きも飽きた(むしろよく続いたとも言える)ので、もっと趣味に寄せていきたいのだけど全く趣味と呼べるものがない。僕は今まで何をやってきたのだろうか、そしてこれから何をしていくのだろうか、といった具合。大学4年間の答えが現在の自分なのであるが、失ったものが多すぎる。大事なものを手から滑り落とした理由をサークルに求めているのであれば、それはとても悲しいことなのではないか。

人生とは内部から崩壊するものなのだ。

窓は閉めて寝よう

krswさん(黒い方ではない/この表記もめちゃくちゃ久しぶりだ)お誕生日おめでとうございます。祝ってくれる人がいるというのは本当に素晴らしいことだと思う。

昨日はスタジ オノアに行ってきた。ご存じない方のために説明しておくと、スタ ジオノアとはkrswさんが暇を持て余して立ち上げてしまった合唱クラブである。別に僕は歌いに行ったわけではなく、元学識で某スーパーに勤務、その後おkmrに裏切られて失意の退職を決め、長い浪人生活を経て最近ついに公務員様になられたというtkdさんのお祝いのために重い足を引きずってはるばる代々木まで出ていったのである。

僕は休日は基本的に人と遊んだりせず家にいるか池袋をふらふらしているかというどうしようもない感じの過ごし方をしているので、せいぜい2週に1回というスタジオノ アの練習ぐらい顔を出してあげてもいいかなと思って参加の意思表明をしてあげたのであるが、やはりいざ練習が近づいてくると気分が沈んでくる。1週間のうちに3回も4回も合唱の練習をしていたグリーク ラブはやっぱり頭がおかしかったと言わざるをえない。

ここで話は変わるが、ス タジオノアは昨年をピークに参加者が減少の一途を辿っている。原因としてはkrswさんの求心力の低下がまず考えられるが、やはり社会情勢の変化が大きいだろう。当団は我々07男におけるkrsw軍団(今にして思えばkssk軍団などと馬鹿にしていたが僕らも似たようなものだったのだろう)を中心として上は2つ、下は1つというかなり狭い年代で運営されている。このあたりはちょうど社会人として転機が訪れることが多く、色々なことが起こり、合唱なんてわけのわからないことをやっている暇はなくなってしまう。いkmnは京都に帰ってしまったし当のtkdも民国への島流しが決まった。僕らの多くがこうして転機を迎える年になるまでちゃんと働いたというのもまた驚くべき事実である。

あとインターネット合唱団の話もしたかったけどめんどくさくなったのでやめる。久々なのでアレかと思ったが書き始めると意外と書けるものだ。ゆっくりとブログを書く時間がなくなったので今までのように書きたいことが全て書けなくなったが、それもまた言い訳にすぎないのだろうかと感じる。時間は作るものだ、そうだ合唱をやめよう。

練習の後は新宿の銀座ライオンで飲んだ。参加者はhys、ysd糞、kssk、tkd、kbysky、kmsk、俺、あとnikumannTKことtkうc(彼はよく頑張った)だった。kssk先生を久しぶりに見れるというすごい貴重な機会を与えてくれたysdには感謝したいと思う(ysdに感謝をするというのも何十年ぶりの話だ)。

我々民間組は公務員様から追いやられ、非常につらい席となった。ysdは何だかんだうまくやっていくのだろうと思うが、hysがただの声豚になってしまったのは憂うべき事態である。汚物は消毒しなければならない。

今日のまとめ:公務員になることは人生の目的ではなく手段である

ブルーウェーブ

トンネルを抜けたのはいつだっただろう。もしかしたらまだ暗闇の中を歩き続けているのかもしれない、それも分からない。定演が終わってからもう長い時間が経っているような気もするし、つい昨日の話のような気もする。

要するに長いこと気の抜けた生活を送っていたのである。大学生活が特に充実していたとも思えないが、社畜としての生き方はそれ以上に実のないものだ。仕事そのものは高校生のバイトでもできそうなものだし、仕事というよりは作業に近い。自分がここにいる必要はないのではと感じることも少なくないが、それは思い上がりで、現状とは自分がそうしてきたからそうなっている。無論、人生には少なからず運が絡んでくるということに否定の余地はないが、それを言い訳にできるのは努力が伴った人生だけだ。運と成り行きだけで生きてきた多くの人間が少しずつ運に見放され、実力通りの枠に収まっていくのは当然といっていいだろう。

運命は変えられる、と思い込んでいる人は往々にして運命を変える努力をしないものだ。現状にそこそこ満足している(そこまで不満をもっていない、という方がいいか)と、檻の中の"本当の自分"を外に出してあげることはできない。まずその前に檻の中を覗いてみればそこはもぬけの殻、ということの方がほとんどだとは思うが。

「向上心あるんは結構やけど、あんまり他人と相対比較してるとめんどいで」とは千里山女子の船久保浩子先輩の言葉である。他人と比べるな、ただ自分を高めていくのみ、それは武道家か何かが目指すべき無の境地で、僕たちには到底不可能な話だ。自分がいれば他人がいる、それは当たり前の話なので、少し目線を下げて低いハードル、短期的な目標を設定しながらこれからを考えろというところだろう。

別に僕が「ビッグな自分」を志しているかといえばそんなことはないのだが、大学生活とここまでの社畜生活についての後悔は深い。後悔をしたところで何かが変わるわけではないし、思い描く未来もないので当面はこの状態が続くだろう。檻の中には誰もいないのだから。

ということを会社の同期の結婚パーティーに参加させられながら考えたのだった。大学時代に話してた内容と根本は変わっていないのでタイトル保留(仮称)をこっそり見ている人たちへの生存報告と捉えていただきたい。