COOLING OFF

暑いIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII

んkjm氏のブログで冷房についての記述があった。
そうだ、僕らの快適を邪魔するのはいつの時代も女子生徒だった。

夏の3時間目の体育。バスケ、サッカー。
俺はプレーにはほとんど参加しなかった。大きいボールを使う球技はバレー以外からっきしできないので野球部や本業の人々に任せた。一応動いてないとだめだと思った俺はできるだけパスをまわされないようにボールを持つ味方と自分の対角線上に敵を置くようにポジションをとりながらコートの中を走り回っていた。

次の時間は世界史だった。
教室に戻り、クーラーをガンガンに効かせて授業を待つ。どうも話を聞くと、高校時代、普通教室にクーラーなどというものは存在していなかった、という輩がいるらしい。俺は恵まれていた方だったのだろうか。

女子が戻ってくる。ここらへんから先は男子校、女子校に通っていた人間には分からない話のようであるが。最初のうちはタオルを首にかけて下敷きを振り回しながら暑い暑いと言っていた女どもであるが、いつのまにか膝には毛布がかかり、ちぢこまって震えだす奴が現れる。まだ汗がひかない男たちの横でそんな女はさらに増え、最終的にクーラーは切られることとなる。

そして暑さに耐え切れず、睡眠に逃げる男と、元気になった女だけが教室に残る。

別に女が悪い、と言いたいわけじゃない。
共学とはこんなもんだったなあ、と思い出してみただけの話。


ちなみに、体育の後の教室は汗臭さと制汗スプレーの臭いがまじりあう異様な空気であった。あれはもういい