はるが

恥ずかしながらーッ!!
帰ってまいりましたあっー!!

ということでだるいだるい合宿から生還することに成功した。前回の春合宿においては「自校はサボってるとあかんわ」という教訓を得ることしかできなかったわけであるが、今回の合宿での収穫も下から「B(B)、G(R)、Cis(S)、E(T)」という和音を鍵盤を使ってとることができるようになった、ということだけであった。詳しくは作品第壹の2ページ目、1段目の最後のフレーズを参照されたい。ピアノが上手(かみて)にある以上俺はしばらく前列左端に並ばないことに決めた。

201の部屋は比較的いごこちフルであった。仕事、下ネタ、タバコ、kbfmをいじる、と行動パターンが完全に固定されたキャプテン、WBCの結果にソワソワするkbfm、キャプテンが持ってきたニューファミコンロックマンにハマるうt、麻雀の解説がやたら長いtns、1週間分の僕らのスベりを一身に背負ってくれるある種キリスト的なkwsk。平和な部屋だろ。3男は比較的縦の繋がりが希薄な人間の集まりであるために学年ごとの部屋にされた今回のような場合は比較的好都合である。そういう意味でも学年対抗スタンツに継続の余地はあるだろう。

おでん(issk)失踪ということもあった。ある夜突然奴は消え、携帯にも連絡がつかない。コンビニに行ったというような情報も飛び交い、道に迷ったかはたまた強盗に襲われたか、と3男と内政の間に一時ただならぬ雰囲気が漂ったが、本人は何事も無かったかのようないつもの腹の立つにやけ顔で現れた。ピアノを弾いていたらしい。多くの人間が本当に道に迷ってくれれば、と思ったのは言うまでもない。ありがとう、そしておめでとうおでん、これからもお前はおでんだ。

スタンツはミッフィーちゃんだ。前述のとおり、3男は上下と絡まない。逃走中参加者がゼロであったことからもよく分かる。そのために独自の路線を突っ走りすぎてしまった感はある。そしてネタの大半がtkskとtnkの深夜テンションの産物であったことも敗因のひとつだ。tkskのネタは磨かれすぎていて前衛的なため、ダイレクトに直感に訴えるものではない、現時点では。電波少年放送当時の有吉みたいなもんで、生まれてくるのが若干早かったようだ。krswに曰くあのネタの多くはスルメであった、と。あの屈辱の14分半が高く評価される日はいつかきっと来ると僕は信じます。

このあとは新歓ですね、何言ってんのかちょっとね。