ジーマルフ

前キャプテンと行った。もう前と付けなければならず、そして俺には準の肩書きが付いた。大学に入ってから時の流れは早くなった。監督が店主にキレられてたのもつい最近の話のようだ。

まあ、つい最近の話なんですがね。

今日も店主は機嫌が悪かった。助手が誰だったか、賢明なフジマルフリークの皆さんならお分かりだろう。監督は物覚えが悪い。店主もけっこうコールを忘れたりするが、その辺は言えばもらえるからまだいい。監督は麺の量を間違って覚えるため、後戻りがきかない。お前らもこれからフジマルに行こうとする場合、「さっき少し物食ったけど少なめにすればいいか」などという考えは通用しないものとして、最初から胃に十分な余裕をもっていくべきである。

ここまで使えないとなると、監督をカットすることも考え始めなければならない。しかし他に人がいないのも事実、メガネも少しは自分の時間がほしいだろうし、あ、その他がいない。「アルバイト募集」の張り紙が券売機の上に移動したのも、こうした店主の心の叫びを表しているに違いない。

働く気は起きずとも、せめて最後の「ごちそうさん」ぐらいは笑顔で元気に言ってあげようじゃないか。それが使えない助手に悩み疲れた店主へのせめてもの礼儀というものだ。

サンキューフジマル、今日もうまかったぜ。