倉賀野の次

「なあなあ、芸能人でいったらどういう女がいいの?」

と聞かれるととても困る。ロクにテレビを見なくなった俺はどういう女が芸能人なのかいまいち分からない。とてもトレンドに乗り遅れてる感どころか高齢者のようである。しかしテレビを見るみないは個人の勝手であり若さを決める物差しとなってはならない。それ以前に20を越えてしまった時点で若さも糞もなくなったためもうどうでもいいやー

で、今までは釈と答えてきた。「えーと、好きな釈由美子は女優です」なんて典型的なボケをかます余裕があったのは1年の春であった。俺がグ何とかにいまだに残っていることをかつての3年はどれほど予見していたであろうか。

そんなわけでグラビアアイドルについて、いやアイドル全般について学ぶことにした。tkskがやたらと堀北をプッシュしているのは知っていたが以前は堀北って誰だ状態であった。ドラマを見ないというのは現代人の生活にとって致命的なことなのであろうか。とりあえず亀梨を置いときゃいいんじゃねーのという制作側の適当さ加減と、それを可能にする視聴者側の適当さ加減がひしひしと伝わってくることにとても腹が立つ。現代の視聴率主義はテレビの前のあなたたちの民度、すなわちクオリティの低さが主たる元凶であることを忘れてはならない。いっそのこと天気予報以外スクランブル化してしまうがいい。そもそもテレビの前に1時間拘束されてしまうのが無駄としかいえない。基本的にネット片手にテレビを見るため、というかネットメインな以上ドラマのストーリーを追うことなど不可能に近い。

横道に反れたかと思ったが戻りそうだ。どうせならストーリーを追わずに女優を観察するためだけにドラマを見るという手もありだろうか。世間の風潮からライアーゲームが流行った次期、3週間ほど見た。実際あの時は戸田恵梨香しか見るところなかった気がする。お、知ってんじゃん戸田恵梨香。画像ググろう。うん、嫌いじゃない。そうか乳がないんだな、別に構わん、と高校生ぐらいの俺ならそう言っているであろうが世間は甘くない。この辺についてはいずれ話そう。

盛り上がってきたところだけど疲れた。続きはまた東京に帰ってからやります。シリーズ化も辞さない。俺が「んー、あれやな、○○○○とかかな」とすらっと言えるその日まで。